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〒299-0111 千葉県市原市姉崎2223

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小児科

1.発熱外来

発熱や鼻水、咳、嘔吐、下痢などお子さんで困る症状のほとんどは、感染症によるものです。

当院では発熱されているお子さんに対して、まず新型コロナウイルスおよびインフルエンザの抗原検査を実施します。その結果に応じて溶連菌などの細菌検査も追加で実施し、感染症の原因となっている病原体を検索します。

多くの場合はウイルスが原因であり、72時間以内に解熱して症状も軽快していくことを確認致します。

もしなかなか解熱しない場合には、細菌検査の結果により抗生物質を使用して治療を行います。特に発熱時に起こる痙攣に対しては、解熱剤を早期に使用したり痙攣を止めるお薬を使用します。

また酸素飽和度を外来で測定し、クループ症候群や細気管支炎、肺炎などを早期に発見して高度医療機関に紹介いたします。

そのほか尿路感染症や入院が必要となる髄膜炎についても早期に紹介いたします。

2.乳児検診・予防接種

乳児検診にて正常な発育や発達をチェックし、月齢に応じた予防接種を定期的に実施していきます。

生後2か月から肺炎球菌、5種混合、B型肝炎、ロタウイルス、5か月からはBCG、1歳から麻疹風疹、水痘、その後日本脳炎、おたふくかぜとその他インフルエンザ、新型コロナウイルス、HPVワクチン接種などを実施しております。

3.転落によるけが

乳児の転落事故に対し、当院では頭部の超音波検査により硬膜下血腫が無いかどうか検査をしております。

4.アレルギー

  • 食物アレルギー
    生後6か月になりましたら、血液検査により食物アレルギーの有無を調べることができます。食物アレルギーに対しては、従来の食品除去を行うのではなく、慎重な管理の下で少量から摂取を開始し、徐々に食べられる量を増やすことで、アレルギーの克服を目指します。

  • アレルギー性鼻炎、結膜炎
    発熱がなく、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、眼のかゆみや充血などのアレルギー症状が季節性に見られる場合、花粉症の可能性があります。血液検査にて花粉症が疑われる場合には、アレルゲンである花粉が体内に入らないよう予防したり、必要に応じてお薬での治療を行っております。またこうした症状が、室内やある特定の場所にいる時、または動物と接触した時などに出現する場合は、ハウスダストやダニ、動物の毛やフケなどに対するアレルギーの可能性があります。こちらも血液検査によりアレルゲンを特定した上で、それらの除去を行い、必要に応じてお薬での治療を行います。

  • 蕁麻疹
    食物や薬物に対してのアレルギー症状として見られることが多いですが、すぐに原因がわからないこともあります。まずはお薬での治療を行いながら、問診や血液検査を通して原因を特定し、体に入れないように注意します。

  • 喘息性気管支炎、小児喘息
    5.小児喘息」をご参照ください。

5.小児喘息

風邪をひいてヒューヒュー、ゼコゼコが起こる場合は、小児の喘息を引き起こすことがあります。また小児喘息を適切に治療しておかないと、30%の方は大人になっても喘息が続いてしまいます。当院では発作を起こす吸入抗原を検査して、早期の内服薬治療から毎日の吸入薬による治療までを行い、喘息発作をなくして日々呼吸状態を安定させられるように医療指導をさせていただいております。

6.皮膚のご病気

皮膚のご病気(単純性母斑、血管腫、異所性蒙古斑)は専門医療機関にてレーザー治療を受けられるように手配いたします。

7.手足や関節のご病気

股関節の異常、外反足、内反足、歩き方異常などは提携している小児整形外科クリニックにご紹介いたします。

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